animeとかメインのちゃんねる。現在は悪魔くん(メフィスト2世×エツ子)かな。
フォーチュンクエスト*トラップ×パステル
温泉へ行こう
温泉へ行こう
「ふぁぁ~♪幸せ~」
何故か温泉に浸かると勝手に声が出てしまう。
「なんかババくせぇなぁ」
先に入っていたトラップが醒めた目で私を見ていた。
彼の片手にはこの地方名物の米酒の入ったグラス。
温泉でなのか、お酒でなのかトラップの顔は熱ってるよう。
「っつーかさぁ、何でかねぇ…」
突然トラップが落胆の声でため息を吐いた。
「な、何が!?」
明らかに私に対して。
「だから、何でタオル巻いて来るわけ?」
「……何でって恥ずかしいから」
すると再びため息。
「今更?」
「あっ、当たり前でしょっ!!」
「オレとおめぇだけでも?」
ススゥーッと近寄って来るトラップ。
あわわわわっ!!
私はいつもと違う雰囲気の所為か羞恥心でクルリと後ろを向いた。
トラップの言う通り、今更恥ずかしがる様な関係じゃないど…
だけど…だけどぉ~…
なんて悶々と考えていた瞬間。
後ろから抱きしめられた。
「と、トラップ!?」
「……」
私を抱きしめるトラップの腕は、胸の上で交差している。
心臓が大きく高鳴る。
タオル越しとはいえ、きっとトラップも感じているはず。
「そ…そろそろ、で、出た方がいいんじゃない? のぼせちゃうよ」
動揺して声が上擦ってしまうのが凄く恥ずかしい。
それが解ったのか、笑いを堪えるトラップが小さく震える。
「……」
何故か、黙ったままのトラップ。後ろから抱かれているので表情が解らない。
すると、スッと腕が離れた。
自由になれる…
私は安堵のため息をついた。
その瞬間。
「うひゃあっ!!!!」
ぴちゃりと首筋を舐められた。
あまりの突然の出来事に声を出したまま固まってしまった。
更にもう一度首筋に口づけ。
そして耳朶を軽く噛まれた。
「んっ…」
不覚にも吐息が漏れてしまった。
「…感じた?」
何とも楽しそうに尋ねるトラップ。
「なっ…何すんのよ!?」
思わずトラップを叩こうと手を振り上げると、トラップはひょいっと片手でその手を掴んでしまった。
「ちょっ…ちょっと放してよ」
両手を掴まれ自由が利かない格好でトラップを睨みつける。
当の本人はニヤリと笑みを浮かべ、良からぬ考えでもあるようにわたしを見ている。
「…のぼせちゃいけねーし、出るかな」
そう言うとトラップは私を抱えた。
「えっ…あっ…なんで私までっ」
「なんでって…そりゃおめー…途中で止めれるワケねーじゃん」
トラップの目はなんとも言えない程怪しく光っていた。
「……」
き…危険が危ないデシ。
まさにそんな気分。
その後どうなったかと言うと…ご想像におまかせします。
トラップの・・・ばか。
何故か温泉に浸かると勝手に声が出てしまう。
「なんかババくせぇなぁ」
先に入っていたトラップが醒めた目で私を見ていた。
彼の片手にはこの地方名物の米酒の入ったグラス。
温泉でなのか、お酒でなのかトラップの顔は熱ってるよう。
「っつーかさぁ、何でかねぇ…」
突然トラップが落胆の声でため息を吐いた。
「な、何が!?」
明らかに私に対して。
「だから、何でタオル巻いて来るわけ?」
「……何でって恥ずかしいから」
すると再びため息。
「今更?」
「あっ、当たり前でしょっ!!」
「オレとおめぇだけでも?」
ススゥーッと近寄って来るトラップ。
あわわわわっ!!
私はいつもと違う雰囲気の所為か羞恥心でクルリと後ろを向いた。
トラップの言う通り、今更恥ずかしがる様な関係じゃないど…
だけど…だけどぉ~…
なんて悶々と考えていた瞬間。
後ろから抱きしめられた。
「と、トラップ!?」
「……」
私を抱きしめるトラップの腕は、胸の上で交差している。
心臓が大きく高鳴る。
タオル越しとはいえ、きっとトラップも感じているはず。
「そ…そろそろ、で、出た方がいいんじゃない? のぼせちゃうよ」
動揺して声が上擦ってしまうのが凄く恥ずかしい。
それが解ったのか、笑いを堪えるトラップが小さく震える。
「……」
何故か、黙ったままのトラップ。後ろから抱かれているので表情が解らない。
すると、スッと腕が離れた。
自由になれる…
私は安堵のため息をついた。
その瞬間。
「うひゃあっ!!!!」
ぴちゃりと首筋を舐められた。
あまりの突然の出来事に声を出したまま固まってしまった。
更にもう一度首筋に口づけ。
そして耳朶を軽く噛まれた。
「んっ…」
不覚にも吐息が漏れてしまった。
「…感じた?」
何とも楽しそうに尋ねるトラップ。
「なっ…何すんのよ!?」
思わずトラップを叩こうと手を振り上げると、トラップはひょいっと片手でその手を掴んでしまった。
「ちょっ…ちょっと放してよ」
両手を掴まれ自由が利かない格好でトラップを睨みつける。
当の本人はニヤリと笑みを浮かべ、良からぬ考えでもあるようにわたしを見ている。
「…のぼせちゃいけねーし、出るかな」
そう言うとトラップは私を抱えた。
「えっ…あっ…なんで私までっ」
「なんでって…そりゃおめー…途中で止めれるワケねーじゃん」
トラップの目はなんとも言えない程怪しく光っていた。
「……」
き…危険が危ないデシ。
まさにそんな気分。
その後どうなったかと言うと…ご想像におまかせします。
トラップの・・・ばか。
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