animeとかメインのちゃんねる。現在は悪魔くん(メフィスト2世×エツ子)かな。
ドラゴンボール*トランクス×パン
もう、子供じゃないんだよ。
始まりはこれから・・・
「そろそろ本気であたしを見てよ」
カプセルコーポレーションの社長室。
その広い部屋の窓辺に構える、社長机。机の片隅に座ったパンが呟いた。
学校帰りのパンは制服を着たままで、家にも寄らずここへ立ち寄った。
先程秘書が出してきたオレンジジュースを飲みつつ、書類から目を離さないトランクスを見た。
「…もう、いやなの。
いつまでも子供扱いされるのは」
拗ねた口調のパン。
トランクスは手にしていた書類をおいた。
「別に子供扱いはしていないよ?」
「うそよ。だってトランクス…キスもしてくれないじゃない」
今にも泣き出しそうな顔でトランクスを見つめた。
「あたしはもう17歳よ。子供じゃないよ…」
ぽろぽろと溢れた涙がパンのスカートにいくつも染みを作った。
「知ってるよ。
…でもオレが怖いんだ」
「トランクスがこわいの?」
頭を優しく撫でられたパンは頬を少し染めてトランクスを見た。
「自分の欲のままにパンちゃんを求めたら…
怖がられてしまうんじゃないかって」
トランクスは眼鏡を外し、パンの手をそっと握った。
「大丈夫よ、トランクス。
だってあたし強いもん」
屈託のない笑顔のパン。
その笑顔を壊したくない。
トランクスはパンを引き寄せ、自分の上に座らせた。
「トランクス…」
「…そうだね。パンちゃんは強いからね」
トランクスは机の引き出しを開けると小さなリモコンを手にした。
不思議そうなパンを横目にボタンを押す。
「なにそれ?」
「邪魔されないようにね。カギをかけたのさ」
それから暫く。
社長とは一切連絡が取れなくなった…
カプセルコーポレーションの社長室。
その広い部屋の窓辺に構える、社長机。机の片隅に座ったパンが呟いた。
学校帰りのパンは制服を着たままで、家にも寄らずここへ立ち寄った。
先程秘書が出してきたオレンジジュースを飲みつつ、書類から目を離さないトランクスを見た。
「…もう、いやなの。
いつまでも子供扱いされるのは」
拗ねた口調のパン。
トランクスは手にしていた書類をおいた。
「別に子供扱いはしていないよ?」
「うそよ。だってトランクス…キスもしてくれないじゃない」
今にも泣き出しそうな顔でトランクスを見つめた。
「あたしはもう17歳よ。子供じゃないよ…」
ぽろぽろと溢れた涙がパンのスカートにいくつも染みを作った。
「知ってるよ。
…でもオレが怖いんだ」
「トランクスがこわいの?」
頭を優しく撫でられたパンは頬を少し染めてトランクスを見た。
「自分の欲のままにパンちゃんを求めたら…
怖がられてしまうんじゃないかって」
トランクスは眼鏡を外し、パンの手をそっと握った。
「大丈夫よ、トランクス。
だってあたし強いもん」
屈託のない笑顔のパン。
その笑顔を壊したくない。
トランクスはパンを引き寄せ、自分の上に座らせた。
「トランクス…」
「…そうだね。パンちゃんは強いからね」
トランクスは机の引き出しを開けると小さなリモコンを手にした。
不思議そうなパンを横目にボタンを押す。
「なにそれ?」
「邪魔されないようにね。カギをかけたのさ」
それから暫く。
社長とは一切連絡が取れなくなった…
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