すいか＊ラムネス

NG騎士ラムネ＆４０＊ラムネス



すいか

結局、スイカの半分以上はミルクのおなかの中に入ってしまった。

まぁそれは予想通りとゆうかんじで。

だから分け与えられた小さなスイカの切れ端を縁側に座り食べた。

リビングにはダ・サイダーが母さんと話をしている。

「ラムネスっ」

赤い髪を揺らしてミルクが縁側にやってきた。

そのまま俺の隣りに座ると、

「スイカ･･･ごめんね」

俺の小さなスイカの皮を見てミルクが謝った。

黙って縁側にいる俺が怒っていると思ったんだろう。

「別に怒ってないさ。 ･･･スイカ美味しかった？」

「うん♪」

満面の笑顔で頷くミルク。

「なぁ、ミルク」

「ん？なぁに･･･」

ミルクの唇にキスを落とす。

「やっぱりスイカの味だ♪」

目の前にはスイカの如く真っ赤な顔をした愛しいキミ。